IT企業がClaude 3を使って提案書作成を自動化、受注率が1.4倍になった話

IT企業の提案書作成という非効率
中小IT企業でシステム開発の営業を担当しています。新規案件の提案書作成に1件あたり平均8時間かかっていました。ヒアリング内容の整理、課題の言語化、解決策の提案、費用見積もりの説明——これらを毎回ゼロから書いていたのです。
Claude 3を使って提案書作成を半自動化したところ、作成時間が8時間から3時間に短縮され、受注率が1.4倍に向上しました。
なぜChatGPTではなくClaude 3を選んだか
長文の処理能力と文章の自然さでClaude 3が優れていると感じたためです。提案書は5,000〜10,000字になることも多く、ChatGPTより一貫性のある長文が生成できます。また、ビジネス文書特有の「丁寧さ」と「説得力」のバランスがClaude 3の方が優れていると感じています。
実際のプロンプトと使い方
ヒアリング後、以下の情報をClaude 3に入力します:
以下のヒアリング内容をもとに、システム開発の提案書の骨子を作成してください。 【顧客情報】 業種:製造業、従業員200名 【現状の課題】 在庫管理が手作業でExcel管理、月末の棚卸に3日かかる 【要望】 在庫管理システムの導入、スマートフォンでの入出庫管理 【予算感】 300〜500万円 【導入希望時期】 6ヶ月後 提案書の構成:①現状課題の整理②解決策の提案③期待される効果④スケジュール⑤費用概算
受注率1.4倍の理由
受注率が上がった理由は「提案書の質が上がったから」だけではありません。作成時間が短縮されたことで、提案書を提出するまでのスピードが上がり、顧客の検討意欲が高い「熱いうち」に提案できるようになったことが大きいと感じています。「他社より提案が早かった」という理由で受注できたケースが複数ありました。